のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

失敗から学ぶには? 『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』の7つの視点がわかりやすい! その1

『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ / 鈴木 博毅』

読書後感想とツイート

本書はビジネス戦略・組織論コンサルタントである著者が『失敗の本質』からどのようなことを学び、仕事の現場で活かしてきたかを解説しています。先の大戦を組織論の面から見返すと、

●戦略が曖昧だった
●ルールが変わっても対応することができず、過去の成功体験にこだわってしまった
●新たな価値に対して拒絶してしまう
●戦果に結びつかない努力を続けていた
●リスク管理が不十分であった

ことなど、負けるべくして負ける戦いだったのだなと思い知らされる。失敗から学べることは多い。自分の思考・行動に落とし込んでいきたい。

[ https://i.bookmeter.com/reviews/70023526]


失敗から学ぼう

こんにちは、大関(@nobooknolifeso)です。

今回、紹介するのは

『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ / 鈴木 博毅』

です。

本書は名著『失敗の本質』から、私がビジネス戦略・組織論のコンサルタントとしてどのようなことを学び、仕事の現場で活かしてきたかを解説しながら、皆さんとともに学んでいく書籍です。

とあります。
ちなみに『失敗の本質』は下記にあります。

『失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) / 戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎』

『失敗の本質』は、日本軍の組織論を分析した本です。組織のあり方を見直すことで、現代のビジネスに活かしていきましょう!

23のポイントと7つの視点から解説されています。

ちなみに7つの視点は以下の通り。

  1. 戦略性
  2. 思考法
  3. イノベーション
  4. 型の継承
  5. 組織運営
  6. リーダーシップ
  7. メンタリティ

あらためて、戦争を振り返ると「日本軍は負けるべくして負けた」という現実を突きつけられた。

戦略性

目標達成につながらない勝利

まず、明確な戦略を持つことの重要性に気づかされます。

たかが戦略、されど戦略。

日本軍の戦闘での勝利は「目標達成につながらない勝利」だったと言います。

いくら勝利を積み重ねたとしても、それが目標達成につながらなければ努力は水の泡です。

「頑張っているのに結果がでない」という理由に、目標達成とは関係のないことに努力を費やしていることが挙げられます。

がむしゃらに頑張ればいいというのは間違いですね。

指標

「戦略とは追いかける指標のことである」

日本軍は経験から気づいた体験的学習によって一時的に勝利することはできましたが、成功要因を把握することはできませんでした。要は再現性のない成功です。短期的に成功している時はいいものの継続することはできません。

その2へ続く……。

失敗から学ぶには? 『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』の7つの視点がわかりやすい! その2 - のーぶっく、のーらいふ

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