のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

日本人の「愛国心」への抵抗感

『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書) / ケント・ギルバート

概要

説明
内容紹介
「日本に長く関わってきて、日本のことをもっと深く理解したいと努力を続けてきた私が、長年、いちばん書きたいと思っていたことを書きました」――
アメリカ人だからわかった、「日本」の素晴らしさの核心とは?
日本人として知っておくべき、驚きの日本人論。

「あなたは愛国心を持っていますか?」
一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずです。しかし、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。

その背景には、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。日本人は、「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すべきか――。

日本文化の美点とは何か?
長い日本の歴史を通して天皇が示してきた「理想」とは?
日本人の中に脈々と息づく「美の精神」「武の精神」「草莽(そうもう)の精神」とはいかなるものか?

長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、アメリカとの比較を縦横に交えつつ、日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書!

◆第1章 君が代・日の丸と星条旗
◆第2章 愛国心を支えるのは「豊かな言葉」
◆第3章 「草莽=Grass Roots Patriots」と武の精神
◆第4章 「天皇陛下のおことば」はありがたい
◆第5章 日本の「国体」とはいったい何か
◆第6章 本物の愛国者は他国の愛国者を尊敬する
内容(「BOOK」データベースより)
「あなたは愛国心を持っていますか?」―。一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずですが、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。その背景に、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すか―。長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、いちばん書きたかった日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書!
著者について
カリフォルニア州弁護士、タレント
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ギルバート,ケント
カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。71年、米ブリガムヤング大学在学中に19歳で初来日、九州を中心に約2年居住。75年、沖縄国際海洋博覧会の際にアメリカ館ガイドとして再来日、米空軍嘉手納基地内に約半年居住。80年、米ブリガムヤング大学大学院を卒業し、法学博士号と経営学修士号、カリフォルニア州弁護士資格を取得。東京の国際法律事務所に就職。83年、テレビ番組『世界まるごHOWマッチ』にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
https://www.amazon.co.jp/ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人-PHP新書-ケント・ギルバート/dp/4569836534#productDescription_secondary_view_div_1527374387150

感想

愛国心」を持つことは恥ずかしいことではない! 他国を見渡せば「愛国心」を持つことと、自国の歴史に関して知っていることが当然なのです。海外の方から日本の歴史や皇室について知らされること、日本が好きと言ってもらえることは嬉しい。その反面、自分たち日本人がしっかりと歴史や皇室について勉強しなければいけないと恥ずかしく思った。間違ったイデオロギーにとらわれず他国の愛国者を尊敬できる愛国者でありたい。自国の歴史について知っていく機会を持ちたい。

[ https://i.bookmeter.com/books/12184033]





恥ずかしがらずに「愛国心」を持とう


こんにちは、大関@nagaokaguren)です。
あなたは「愛国心」と言われてどんな感情を持ちますか?


著者曰く、「愛国心」を持つことは世界では常識のことだそう。
では、日本人の「愛国心」に対する戸惑いはどこから来るのだろうか?


日本人が愛国心に対して抵抗心を持つのは、第二次世界大戦GHQによる「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムWGIP)」の洗脳が根強く残っているからだ。


1951年、サンフランシスコ講和条約調印、発行後、独立国の主権を回復したにもかかわらずWGIPの基本精神を守り続けてきた日本人。
長年放置されてきたその洗脳を解くポイントをケント・ギルバートさんは次のように書いている。

重要なのは、多くの日本人のマインドコントロール状態を解く有効な手段や手順を考えて、それを実行することではないでしょうか。そこで私が考えるポイントは以下の通りです。

  1. 多くの人にこの問題への興味や関心を持たせる。
  2. 興味を持った人に真実を知らせる。
  3. 本人が真実を確認して納得する。
  4. 納得した人がこの「脱洗脳サイクル」に加わる。

とにかく、まずは自分が知り、そしてみんなに知らせることが大切です。日本の皆さんも、最初は「愛国心への拒否感」の問題から目を背けることをやめましょう。

愛国心を再構築する教育を!

そのきっかけとして、読みやすい本であると思います。
また、 「おわりに」で、著者はこのようにも語っている。

中国や韓国のみならず、職業的半日活動家にまで媚を売って日本を貶めようとする政治家や学者、弁護士、運動家、メディア人には、もはや何を言っても無駄ですから、諦めましょう。彼らに「愛国心」を語りかけても無駄だと思います。私たちは粛々と、彼らの嘘や欺瞞を暴き続ければいいだけです。それよりも、私たちがやらなければならないのは、青少年に対する正しい教育を再構築することです。そしてそのためには、心ある日本人の一人ひとりが、まず、まともでバランスの取れた、それでいて情緒的な側面も兼ね備えた、健全な愛国心をベースとした価値基準を取り戻すことが第一の課題です。


愛国心」ってなんだろう? という問いについて考える一つの材料になればよいと思う。


読書の世界へ、いってらっしゃい!



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