『鍵―自選短編集 (角川ホラー文庫) / 筒井 康隆』感想
『鍵―自選短編集 (角川ホラー文庫) / 筒井 康隆』は、小説家筒井康隆さんのホラー短編集。
ルポ・ライターのおれが、抽出しの奥から出てきた鍵束によって不思議な世界へと導かれていく表題作「鍵」。
不満を洩らした人間が人柱にされてしまう社会を描く「佇む人」。
オフィスに突然、オニが現れ社内の人間を次々に殺していく「死にかた」。
ふたりの印度人が家までついてきて、侵入してくるという不条理な恐怖を描いた「ふたりの印度人」。
サルの玩具によって異空間へと引き込まれる家族を描いた「母子像」などが収録されている。
読書の世界へいってらっしゃい!
大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter