のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2018年10月の読書メーター


2018年10月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4830ページ
ナイス数:211ナイス

https://i.bookmeter.com/users/15501/summary/monthly
■ギンイロノウタ (新潮文庫)
「ひかりのあしおと」「ギンイロノウタ」どちらとも人間関係が苦手で鬱屈した少女の話なんだけど、読んでいてクルものがあった。「ギンイロノウタ」のチラシに載っている男性の目玉の部分だけを切り取り、押入の天井にビッシリ貼り付けるという場面が特に狂気的。こんな狂気的な物語書く作家さんなのかと驚いた。他作品も読んでみたいです。
読了日:10月30日 著者:村田 沙耶香
https://i.bookmeter.com/books/7841806

ギンイロノウタ (新潮文庫)

ギンイロノウタ (新潮文庫)


アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
主人公のチャーリー・ゴードンが書く経過報告という形式で物語は進んでいく。タイトルにある「アルジャーノン」とは動物実験に使われるネズミの名前である。チャーリーは六歳児に相当するIQしかない知的障害者であるがビークマン大学のジェイ・ストラウス博士が研究している脳手術(今まで動物を対象としており、人間には行われていない)を受け、IQがみるみるうちに上がっていく。しかし、これまでまわりの人間が自分を馬鹿にしていたことを気づき、まわりと衝突するようになってしまう。チャーリーの家族にまつわる過去が悲しく、苦しい。
読了日:10月29日 著者:ダニエル・キイス
https://i.bookmeter.com/books/9521677


■続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)
京都産業大学での講演・対談「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」の模様を書籍化した第二弾。今回は、池田理代子さん・平田オリザさん・彬子女王大隅良典さんの4名。池田理代子さん:いちばん怖い後悔は、やらなかった後悔。平田オリザさん:他国の人との交流で大事なのはわかり合うことではなく、違いを見つけ出してゆくこと。彬子女王:海外では何も言わないイコール何も考えていないとみなされてしまう。自分の思うことをきちんと言うことが大事。大隅良典さん:「知る」と「わかる」は別物。知りたいという欲求が大事。
読了日:10月29日 著者:池田 理代子,平田 オリザ,彬子女王,大隅 良典,永田 和宏
https://i.bookmeter.com/books/12663925


■文庫 女子高生コンクリート詰め殺人事件 (草思社文庫)
1989年、東京都足立区綾瀬で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件。その加害者たちについて迫ったルポ。事件内容はインターネットの凶悪事件をまとめたサイトで知っていましたが、加害者のひとりが出所後に殺人未遂で逮捕されていたという週刊誌報道があったので読みました。そのとき、彼らは何を感じていたのだろうかと。少年たちの生い立ちなり、境遇に同情はするが、共感はできなかった。少年たちの回想があまりにも身勝手で胸糞悪かった。
読了日:10月28日 著者:佐瀬稔
https://i.bookmeter.com/books/3082471

文庫 女子高生コンクリート詰め殺人事件 (草思社文庫)

文庫 女子高生コンクリート詰め殺人事件 (草思社文庫)

■あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)
演劇の演出家である著者が、みんな「顔」や「髪型」「服装」は気をつけているのに、自分の「声」や「体」「感情」「言葉」に気を使わないのは何故なのだろう? という視点から感情・声・体・言葉を魅力的に演出するための方法について書かれた本。「感情」…服装や髪型と同じように相手に伝わるものである。体と同じように感情も動かさないと、なまっていく。「声」…声の要素5つ。リズム・テンポ・速さ・間・音色。声が単調だと表情や感情も単調になりやすい。「体」…リラックスとはダラーっとした状態ではなく、いつでも動ける状態のこと。
読了日:10月24日 著者:鴻上 尚史
https://i.bookmeter.com/books/549791

あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

■僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)
京都産業大学での講演・対談「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」の模様を書籍化したもの。講演者は、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥さん、将棋棋士羽生善治さん、映画監督の是枝裕和さん、京都大学総長の山極壽一さん。山中伸弥さん…うまく行っても行かなくても、夢中になれるものを見つけることが自分の成長につながっていく。羽生善治さん…人は誰でもミスをする。ミスをした後にミスを重ねて挽回できない状況に陥らないこと。挑戦を続けていく中で結果だけを求めると苦しくなる。(コメント欄に続けます)
読了日:10月24日 著者:山中 伸弥,羽生 善治,是枝 裕和,山極 壽一,永田 和宏
https://i.bookmeter.com/books/11532023

検屍官 (講談社文庫)
女性検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ。リッチモンドで女性を狙った連続殺人事件が起こる。被害者の一人、ローリー・ピーターセン殺害の容疑者として夫のマット・ピーターセンを怪しむ。マットが寝室でかいだ"甘ったるくて、不快で、鼻にツンとくるような、汗くさいにおい"と、これまでの現場に残るキラキラ光る残留物の正体とは?
読了日:10月21日 著者:パトリシア・コーンウェル
https://i.bookmeter.com/books/567653

検屍官 (講談社文庫)

検屍官 (講談社文庫)

■この一粒の知恵の種―成功する人の、物の考え方 小林虎三郎米百俵の精神」!
"小林虎三郎の考え方、生き方を中核に据え、かつ彼の視点を江戸期の偉材たちに投影する形で、ビジネスマンを中心とした現代に生きる人々に、「知恵の種」とともに「いかに生きるべきか」「いかに自己を生かすか」を説き起こそうと考えた。このような思惑をもとに、約一年をかけて、それらを体系的にまとめ上げたのが本書である。"
本間光丘…目先の利益を追わず、他の人を潤すことができるようなビジネス手法を一貫して行う。海保青陵…自ら利益を上げることを長い目で見て考える。本多佐渡守正信…先を見て発想を転換させる。
読了日:10月21日 著者:船井 幸雄
https://i.bookmeter.com/books/614932

■発想法 改版 - 創造性開発のために (中公新書)
川喜田二郎氏(https://tinyurl.com/y8faheha)によって生み出された発想法「KJ法」について書かれた書籍です。KJ法について知りたい方は"Ⅲ 発想をうながすKJ法"から読むといいでしょう。ちなみにアイディアを創りだす方法は『アイデアのつくり方』(著 ジェームス・W・ヤング)も参考になります。
読了日:10月18日 著者:川喜田 二郎
https://i.bookmeter.com/books/11904863

■道は開ける 文庫版
本書は「悩み」の実態と克服法について述べられたものです。ストレスに蝕まれないための心の持ち方を得るために参考になるものばかり。過去や未来に目を向けるのも大切だけど、それにとらわれすぎてもいけない。自分がコントロールできること、今に集中することが大事。
読了日:10月18日 著者:D・カーネギー
https://i.bookmeter.com/books/10159455

道は開ける 文庫版

道は開ける 文庫版

■国を興すは教育にあり―小林虎三郎と「米百俵
戊辰戦争後の窮乏期に長岡藩の文武総督を務めた小林虎三郎。彼は三根山藩から救援米として送られてきた百俵の米を藩士に配給するのではなく、お金に換え、そのお金を国漢学校の創設資金に使った。そして、その学校からは渡辺廉吉や山本五十六といったのちに活躍する人材が数多く生み出されている。史実として、目先のことではなく、未来を考えて投資していくことの重要性を学ぶのに最適な書です。小林虎三郎は、もっとクローズアップされるべき人物だと思う。
読了日:10月17日 著者:松本 健一
https://i.bookmeter.com/books/1105704

国を興すは教育にあり―小林虎三郎と「米百俵」

国を興すは教育にあり―小林虎三郎と「米百俵」

ショートショートの広場(20) (講談社文庫)
小説現代」誌に毎月発表されるアマチュア諸氏の作品をまとめて逐次刊行するシリーズの20冊目。僕が気に入った作品は「体感時間」「コンビニ家族」「月夜」「本物そっくり」「財布」「嘘」「鼻毛の人生」「桜の咲く頃」「自分本位な男」です。
読了日:10月16日 著者:
https://i.bookmeter.com/books/400432

ショートショートの広場(20) (講談社文庫)

ショートショートの広場(20) (講談社文庫)

■超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術
本書の目的は著者による『超・箇条書き』のエッセンスを伝えることだ。箇条書きには「読み手や聞き手の情報処理を減らす」という機能がある。忙しい人に向けて情報を伝える手段として優れている。伝えたいことを羅列化する箇条書きに「構造化」「物語化」「メッセージ化」という3つの技術的要素を加えたものが『超・箇条書き』である。「構造化」によって、相手に伝えたいことの幹と枝を整える。「物語化」によって、相手に関心をもって最後まで読みきってもらう。「メッセージ化」によって、伝えたいことが相手の心に響くように文の表現を磨く。
読了日:10月14日 著者:杉野 幹人
https://i.bookmeter.com/books/11056251

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

■大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ
"①文章を誤解や曲解なくそのまま読みとれる②書かれている要素の重要度を判別できる③内容を自分でまとめられる"という3種の読解力を身につけるための本。読解力を身につけられれば、その読解力自体が一つのビジネススキルだと呼べるほどの価値ある力だと著者は言います。日常レベルの文章読解力を鍛えるトレーニング問題が用意されており、読解のポイントが捉えやすい。
読了日:10月08日 著者:吉田 裕子
https://i.bookmeter.com/books/13128468

大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ

大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ

■サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)
現在はサラリーマンでも、中小企業の社長になって経験と能力を生かして活躍しよう、会社という「箱」を所有して「資本家」になろうという提言の本。起業という選択のほかに、すでにある中小企業を買うという選択があることを知れた。会社の売り案件情報の探し方も本で紹介されています。手軽に知ることができることに驚いた。自分で会社を設立すると、月々の支払いや設備を整えたりするのに莫大な費用がかかる。事業が回る採算もなく会社を作るのは自殺行為でしかない。だが、会社を買うことで自分の資本がなくても会社を持つことができる。
読了日:10月07日 著者:三戸 政和
https://i.bookmeter.com/books/12771298

■一生を賭ける仕事の見つけ方
「キャリア志向」の仕事人生ではなく、「ミッション志向」の仕事人生を歩もう!トーマツベンチャーサポートで働く著者による "自分のやりたいこと、自分にとって大切なミッションを、ビジネスに育てていく技術やノウハウ、心構えを提供"した本です。"自分のミッションを見つける第一歩は、自分の「原体験」を自覚することにある。"(頁23)「原体験」を考えるための「感情曲線」や「My-Our-Now」というフレームワークなど取組みやすい。自分の「原体験」は何かなと考えてみると、「父親の死」や「抑うつ症状の経験」が浮かんだ。
読了日:10月06日 著者:斎藤 祐馬
https://i.bookmeter.com/books/11129889

一生を賭ける仕事の見つけ方

一生を賭ける仕事の見つけ方

■理科系の作文技術 (中公新書 (624))
理科系のわかい研究者・技術者と学生に向けて、仕事でものを書くときに役立つ表現技術のテキストとして書かれた本。「理科系の」とタイトルにはあるが、文章を書くうえで必要なこと(準備作業・文章の組立てなど)が書かれているので、改めて勉強し直したい人にもおすすめです。理科系の仕事の文書を書くときの心得はふたつ。ひとつ目は、事実と意見との区別を明確にする。ふたつ目は、順序よく、明快・簡潔に記述する。意見と事実をごちゃまぜにして書いてしまっていることがあるので、その点は気をつけたい。
読了日:10月05日 著者:木下 是雄
https://i.bookmeter.com/books/551691

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))


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