のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2019年9月の読書メーター

2019年9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2908ページ
ナイス数:192ナイス

https://bookmeter.com/users/15501/summary/monthly
■頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫)

頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫)

頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫)

7つのシュールでコミカルな寓話集。「いただきます」は食ったり食われたりの食物連鎖が描かれているが、食べられたことで食べたものに生まれ変わるという発想が面白いと思った。生命は終わることなく繋がっているんだ。
読了日:09月26日 著者:安東 みきえ
https://bookmeter.com/books/4502999

■僕たちは島で、未来を見ることにした

僕たちは島で、未来を見ることにした

僕たちは島で、未来を見ることにした

島根県の離島、隠岐諸島にある海士町で設立された株式会社巡の環を紹介した本です。代表取締役阿部さん、取締役信岡さんともに海士町の出身ではないが、島外の人が地域活性を考えて活動している様子を読むと、島内の人間がしていかないと、とか部外者がでしゃばるのはと考えているのは間違いなのではないかと感じる。
読了日:09月26日 著者:株式会社 巡の環 (阿部裕志・代表取締役/信岡良亮・取締役)
https://bookmeter.com/books/5774127

■人生の中心が仕事から自分に変わる! 休み方改革

人生の中心が仕事から自分に変わる!  休み方改革

人生の中心が仕事から自分に変わる! 休み方改革

リーマントラベラー、休み方研究家である東松寛文さんはサラリーマンでありながら、週末を利用し世界中を旅する傍ら、自身の経験を発信されています。第6章の確実に休むための時短術はいますぐ参考になることばかりでした。自分では余裕を持って仕事を進めているつもりでも、期日ギリギリになってしまうことが多いので、再度仕事の効率の見直しをしていきたい。休み方を変えれば、働き方が変わる。実践していきたい。
読了日:09月24日 著者:東松寛文
https://bookmeter.com/books/13957601

■死にたくなったら電話して

死にたくなったら電話して

死にたくなったら電話して

【劇薬注意】登場人物一人一人の碌でもなさがえげつない。唯一の善人は徳山が通っているバイト先の形岡なんだけど、その善意すらも覆い尽くすような初美の薄暗さが恐ろしい。徳山はナンバーワンキャバ嬢・初美と出会ったことにより人生が狂っていく。お店にお金をつぎ込んで借金をするのではなく、初美からの猛烈なアプローチを受け、自然に恋人同士のような関係となり、初美という人間の虜になっていく。人生、堕ちていくのも、留まるのも紙一重でしかない。心の何処かでこんな風にダメになってもよいと思っている自分がいることは否定しない。
読了日:09月23日 著者:李龍徳
https://bookmeter.com/books/8616212

■恐怖の構造 (幻冬舎新書)

恐怖の構造 (幻冬舎新書)

恐怖の構造 (幻冬舎新書)

作家の平山夢明さんが恐怖の構造について解明し解説した本です。ホラーを仕事にする方は読むべき本だと思います。それから、ホラーの楽しみ方をレベルアップさせたい方にもオススメ(笑)。1、恐怖と不安の違い。恐怖は避けようと思えば避けられる。不安は常につきまとう。2、怖さにスパイスが加えるのは緩和があってこそ。最初から最後まで怖いのは実際は怖くない。緊張と緩和のバランスをいかにコントロールするかが大切。
読了日:09月21日 著者:平山 夢明
https://bookmeter.com/books/13037971

■いけない

いけない

いけない

蝦蟇倉市という架空の街を舞台にした叙述トリックミステリー。読み返して気づいた点が多くて面白かった! オムニバスの映画を見ているような読書体験でした。第一章から僕は物の見事に騙されました(笑)。途中でネタバレを読んでしまったけれど、ネタバレ読まずに読み切って世界が反転するような感覚を味わってほしいと思います。それと是非読んだ人たち同士で話し合いしてみたい。

それにしても、蝦蟇倉市物騒すぎる。米花町とどちらが安全だろう? (笑)
読了日:09月16日 著者:道尾 秀介
https://bookmeter.com/books/13953298

■死の棘 (新潮文庫)

死の棘 (新潮文庫)

死の棘 (新潮文庫)

読むのに挫折。
主人公トシオの起こした不倫によって、妻が神経異常に陥り狂気的になっていく。自分のしたことなのに、まるで「不倫はしたけれど自分は悪くない! あんなに優しかった妻はどうしてしまったのか!」という態度にイライラさせられた。
読了日:09月15日 著者:島尾 敏雄
https://bookmeter.com/books/524896

■養生訓 (講談社学術文庫)

養生訓 (講談社学術文庫)

養生訓 (講談社学術文庫)

江戸時代の儒学者貝原益軒によって養生の方法が書かれた本。現代に照らし合わせると、疑問符が浮かぶ箇所も見受けられる(豚肉と生姜の食い合わせが悪いと書かれていたり)。基本的に暴飲暴食を避け慎ましく暮らすという考え方。
読了日:09月13日 著者:貝原 益軒
https://bookmeter.com/books/508179

■孤絶 -家族内事件 (単行本)

読売新聞で連載されていた「孤絶 家庭内事件」を書籍化した本です。介護殺人や児童虐待といった家庭内での事件が起こり報道されるたびに、なぜまわりに助けを求めなかったのかという疑問が浮かんでいた。書籍内の事件のケースでは、当事者によっては孤立していたわけではなかったことや施設に助けを求めていたことがわかった。それでも事件が起きてしまったのは、介護や家庭の問題を他人に解決してもらうことに対する恥の意識が強いのかなと思った。制度や施設を整えるだけで解決する問題ではないことを改めて感じとった。
読了日:09月12日 著者:読売新聞社会部
https://bookmeter.com/books/14145074

■生き物の死にざま

生き物の死にざま

生き物の死にざま

二十九種類の生き物の生態を紹介した本。これまで生き物に対して勝手に持っていたイメージが色々と崩れもし、勉強になりました。繁殖行為を終え、産卵し、卵が孵化するより前に死んでしまう昆虫や生き物がおり、子育てをする生き物は全生物を見たら少数でしかない。印象に残った点→ミツバチ。働き蜂の仕事は分業制。最初は巣の中での清掃活動や幼虫の子守り。やがて巣の保守点検や蜜の管理をする。最終的に巣の外へ蜜を採集しに行く。一匹のミツバチが生涯に集める蜜の量はスプーン一杯分。ミツバチに感謝しながら蜂蜜を食さないといけないなあ。
読了日:09月08日 著者:稲垣 栄洋
https://bookmeter.com/books/14090579


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