のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2020年6月の読書メーター

2020年6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2009ページ
ナイス数:117ナイス

https://bookmeter.com/users/15501/summary/monthly
■その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

我々現代人が持つ仕事や人間関係などといった悩みに対して、過去の哲学者がどのように解決したのかを教示した本。哲学者であっても一人の人間に変わりはなく、人間臭さを感じられた。僕が気になったのは、「困難は分割せよ」とのデカルト。「喪の仕事」は長い時間をかけることで実現していくと説くフロイト。生活すべてが禅であると見出した道元
悩みをなくすことではなく、悩みとどう向き合うのかが大切。また何かに悩むとき、本書を開いてみたいと思う。
読了日:06月29日 著者:小林 昌平
https://bookmeter.com/books/12073123

■虐殺の世界史
虐殺の世界史

「処刑」「拷問」「冷血な女」「血に飢えた王」「魔女狩り」「殺人鬼」「秘密結社」「陰謀と暗殺」「超能力者」「信仰」の世界史をまとめた本。一つ一つのページが短く、辞書、辞典のような感じ。興味の湧いたものは他の書籍で調べてみようかしら。
処刑は思い浮かべただけで、痛々しく思いました。現代に生まれてこれたことを幸せに思います(笑)。
読了日:06月28日 著者:
https://bookmeter.com/books/114444

ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫)

作家の阿刀田高さんによるギリシア神話の入門書。とても易しく書かれているので入門書として最適です。
式典や祭典で勝者の頭にかけられる月桂冠ギリシア神話の故事からきているのを初めて知った。スパルタ教育のスパルタやアキレス腱、オリンピック、マラソンモルヒネといった普段耳にする言葉の他にも、古代ギリシアと関連があったりする。
読了日:06月24日 著者:阿刀田 高
https://bookmeter.com/books/580569

■デブを捨てに (文春文庫)

デブを捨てに (文春文庫)

デブを捨てに (文春文庫)

平山夢明先生はアウトローな人物、案件を書くのが絶品! 大家族番組を風刺した「マミーボコボコ」と表題作「デブを捨てに」がお気に入り。某マシマシラーメン店を揶揄した「クソ豚野郎」がツボにハマった。不愉快極まりなかったデブだけど、最後はデブに愛着が湧いてきた(笑)。俺もデブと旅に出たく……ない!
読了日:06月22日 著者:平山 夢明
https://bookmeter.com/books/13885442

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

ベストセラーなので、何となく題名は知っていたけれど読んでいなかった本。常識とは知識があるというのではなく、当たり前のことを指している。だから、「こんなん常識だろ!」と言われたことを、言った本人は知識として知らなかったりする。あくまで「常識」でしかないからだ。そこにコミュニケーションの難しさを感じた。そういう自分も気づかずに「バカの壁」によって情報を遮断したり、都合のいい情報しか目にしなかったりしているのだな……。
読了日:06月19日 著者:養老 孟司
https://bookmeter.com/books/564950

■女帝 小池百合子

女帝 小池百合子 (文春e-book)

女帝 小池百合子 (文春e-book)

【劇薬注意】現在東京都知事である小池百合子という人物に迫ったノンフィクション。これまで幾度となく華やかな「物語」を語ってきた彼女であるが、その物語は自分の都合の良いものでしかなかった。自分を引き揚げてくれる権力者に擦り寄り、目的を果たしたあとは足蹴にする。自分の権力を得ることが重要であって、苦しんでいる人たち(本書に書かれているだけでも阪神大震災被災者、拉致被害者家族、アスベスト被害、市場移転問題と数多い)を邪険にする冷淡な姿にコロナ騒動にいる我々もそのように対応されるのかと暗い気持ちになった。
読了日:06月13日 著者:石井 妙子
https://bookmeter.com/books/15790602

■大学で学ぶゾンビ学~人はなぜゾンビに惹かれるのか~ (扶桑社新書)

近畿大学総合社会学部総合社会学科准教授岡本健先生の書籍。「ゾンビ」とは何か、ゾンビの歴史、日本におけるゾンビ文化などゾンビについて盛り沢山です! 以前に書かれた『ゾンビ学』もでしたが考察が面白いです。様々なゾンビ作品が好きな人向けではありますが、第一章では研究に当たっての方法についても書かれています。「大学って何を勉強するところなのか?」に関して学びになりました。改めて勉強仕返したくなります。YouTubeにチャンネルを開設されているので、興味ある方はゾンビ学を受講されてはいかがでしょうか!
読了日:06月03日 著者:岡本 健
https://bookmeter.com/books/15787027


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