貴志先生、小説はこう書くんだってよ
『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書) / 貴志 祐介』
エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書)
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/10/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
感想
貴志先生による小説の書き方講座。『天使の囀り』のプロットを読むことができたのは感無量。
[ https://i.bookmeter.com/reviews/68578879]
小説家を目指す人だけでなく、情報発信や広報など書くことを仕事にしていこうと考える人たちにも「第一章 アイデア 〜 第三章 キャラクター」といった魅力的なコンテンツに見せる部分や「第四章 文章作法 〜 第六章 技巧」の文章の基本ともいえる部分は参考になると思う。
「第ニ章 プロット」における「冒頭、クライマックス、結末の三点を決める」や、対立構造を考えるといった点は文章を書くうえで注意していきたい。
アイデア作りのヒントに!
こんにちは、大関(@nagaokaguren)です。
小説家を目指すわけではないですが、
『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書) / 貴志 祐介』
を読みました。
小説の書き方に関する本ですが、
あなたが、企画、情報発信、PRに関わりたいと思っているのであれば、
- 第一章 アイデア
- 第二章 プロット
- 第三章 キャラクター
は参考になるはずです。
アイデアは待っていれば降ってくる
ものではなく、自分からつかみに行
かなければならないこと。
そのチャンスをたぐり寄せる方法と
して思いついたものは、そのつど
メモにして残しておくこと。
テレビで見たニュースや街で見かけた
情報なども立派なアイデアの素と貴志
先生は言います。
コンフリクトを考える
物語をつくる際に、
- 正義と悪
- 組織と個人
などの「対立構造をつくる」と
関係がわかりやすくなります。
ワイドショーやゴシップの多くは
人と人との対立があるため
「どちらの肩を持つか」といったように
感情移入がしやすいですよね。
情報発信したことなどを
自分のこととして考えてもらうのに
必要な要素であると感じました。
文章力を鍛える
- 第四章 文書作法
- 第五章 推敲
上記の章では、
文章力の鍛え方や推敲の仕方について
書かれています。
漢字の書き分けや、書き手の視点
に対する意識、推敲時のチェック
といった部分を読んで、
文章を書く際にどんなところに
注意すればよいかが明確になりました。
小説家を目指す人にも、
文章力を仕事に生かしたい人にも、
参考になる一冊です。
読書の世界へ、いってらっしゃい!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
本好きなあなた、読者登録お願いします!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■