のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

粘膜シリーズは、いいぞ!

『粘膜兄弟 (角川ホラー文庫) / 飴村 行』

粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

粘膜兄弟 (角川ホラー文庫)

感想

粘膜シリーズ第3段。この世界観好きだ! 今作でも拷問シーンが出てきます。針市による針拷問、ルミン・シルタのハキムによる眼球を支える筋肉を鋏で切断していく拷問。どちらも想像すると痛い! 須川兄弟とヘモやんの会話のやり取りは、前作『粘膜蜥蜴』の雪麻呂と富蔵のようなコミカルさがあり、何度も笑ってしまった。

[ https://i.bookmeter.com/reviews/69122912]




粘膜シリーズ3作目

こんにちは、大関@nagaokaguren)です。

『粘膜兄弟 (角川ホラー文庫) / 飴村 行』
を読みました。


以前、粘膜蜥蜴を読み、

http://s-ohzeki1008.hatenablog.com/entry/2017/12/29/200419

続けて今作も読みました。


粘膜シリーズは、
戦時中の日本を舞台にした作品。
グロテスクでありながら登場人物が
ユーモラスで中毒性のあるホラー小説です。


今作の主人公は双子の兄弟、
須川磨太吉、矢太吉。


彼らはフグリ豚の仔豚を
業者に売ることで生計を立てている。
そのフグリ豚の飼育係として一緒に住んでいるヘモやんがものすごく変わり者。


フグリ豚に対する情熱と造詣に深い。
その情熱は行き過ぎており、
フグリ豚のメスと性交もする。
ちなみに人間の女には興味がないらしい。


もうこの時点からぶっ飛んだ設定なのです。

恒例の拷問シーン

また、粘膜シリーズの恒例となっている
拷問シーン。


今作の見どころ(?)は、

  • 針拷問
  • 眼球を支える筋肉を鋏で切断していく拷問


針を臍の中、尿道に入れていく描写は
読んでいて謎の痛みを感じる(笑)。


粘膜シリーズの人体を破壊する描写は、
読んでいて読んだことを後悔するほどエグい。
その分、スプラッターやグロテスクな作品が
好きな人にはたまらないはず。


読書の世界へ、いってらっしゃい!

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