のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

あなたの価値もコモディティ化していく『僕は君たちに武器を配りたい / 瀧本 哲史』

『僕は君たちに武器を配りたい / 瀧本 哲史』

読むべき人

  • これから就職・就職活動を迎える人
  • 転職しようか悩んでいる人
  • どんな資格を取ればいいのか悩んでいる人

コモディティ化

この書籍に出てくるキーワードの「コモディティ化」を取り上げたい。
著者が言うコモディティ化とは、市場に出回っている商品が個性を失ってしまい、消費者にとってみればどのメーカーのどの商品を買っても大差がない状態を指します。
このコモディティ化は商品だけではなく、労働市場における人材の評価についても同じことが起こっているそうです。


あなたが、どんなに履歴書に書ける資格を持っていたとしても、他の人たちもあなたと同じ資格を持っていたとすれば労働価値として差別化することはできません。

「スペシャリティ」になれ

では、どうしたらコモディティ化を避けられるのか?


その疑問に対して著者の答えは「スペシャリティ」になることだと言います。
「スペシャリティ」とは、ほかの人には代えられない存在になるということです。

これまでの時代は成功のロールモデルがあり、それに従ってスキルを高めていけば安泰でした。しかし、今の時代はこれまでのやり方が通用しなくなりました。


ほかの人たちと同じようにスキルを高めていたのでは、コモディティ化を避けられません。
そのためには、まず最初に資本主義の仕組みをよく理解して、どんな要素がコモディティとスペシャリティを分けるのか、それを熟知することが必要だそうです。


ただ何となく「資格を取ったら有利そうだ」「まわりも語学勉強しているから、自分も勉強しよう」という考えではコモディティ化から逃れることはできません。


資本主義の本質を理解することが重要だと著者は言います。社会を生き残るための武器である知識や情報から自分の行動を変化させるための考え方を身につけることが大事です。


読書の世界へいってらっしゃい!
大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter

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