『アンベードカルの生涯 (光文社新書) / ダナンジャイ・キール』300字感想
『アンベードカルの生涯』はインドの伝記作家ダナンジャイ・キールがビームラーオ・ラームジー・アンベードカル(1891年〜1956年)の生涯を描いた本だ。彼はインド初代法務大臣としてインド憲法を作成し、不可触民制を廃止させた。1950年に不可触民制が廃止されるまで、当時3億人いたヒンズー教徒の20パーセント、つまり5人に1人が不可触民であったことや、動物以下の不当な扱いを受け続けてきたことを知った。そんな不可触民として生まれながらも、勉強に励み、最終的に不可触民制の廃止に向けて活動する姿は凄まじいの一言。
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大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter