『バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) / 前野ウルド浩太郎』
『バッタを倒しにアフリカへ 』は昆虫学者前野ウルド浩太郎さんがモーリタニアのバッタ研究所での経験を綴ったノンフィクションだ。
フィールドワーク初心者ながらも、念願の昆虫学者になる夢とバッタ問題解決のために奮闘する様子が印象的。
バッタの大群に出会えないまま、2年が過ぎ、
帰国して別の昆虫の研究をするか、無収入のままアフリカに残りバッタ研究を続けるかという岐路に立った著者はアフリカに残る決断をする。
辛い状況でも頑張れるのは自分が本当に好きなことだからだと思う。
自分の人生のこれからの選択に悩む人に勇気を与えてくれる。
読書の世界へいってらっしゃい!
大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter