のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2017年12月の読書メーター

大関@nagaokaguren)です。
あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくおねがいします。


2017年12月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:5725ページ
ナイス数:110ナイス

https://i.bookmeter.com/users/15501/summary/monthly

■賢く「言い返す」技術: 人に強くなるコミュニケーション (単行本)
相手からの「言葉の暴力」に対し、我慢を続けるのは得策ではない。この書籍では、それらの「言葉の暴力」から身を守る策を紹介している。「彼を知り己を知れば百戦危うべからず」とことわざにあるように攻撃してくる相手がどのタイプなのかを知ることが解決に向けての一歩になる。人間関係の悩みは尽きないものだが、7つの「切り返しのコツ」を覚えることによって、自分自身の心を守る手段を手に入れよう。
読了日:12月31日 著者:片田 珠美
https://i.bookmeter.com/books/9418319

速いミスは、許される。

速いミスは、許される。

■速いミスは、許される。
「仕事が面白くなるビジネスサプリ」であり、リーダーになる人の心得だと感じた。
リーダーの立場に大切だと思った項目。

17 小言を、アドバイスに替えよう。
19 注意しながらも、ほめる。
21 裏方をほめよう。
27 まず「誰のために」を考えよう。
34 指示には、あやふやな余地を残さない。
38 何を頑張るか、具体的に伝えよう。
40 リーダーが、先に変わろう。
45 選択肢は、3つにしよう。
54 何があっても、部下を守ろう。
56 部下の信頼をなくさない。
60 知識を与えるより、意識を変えよう。
読了日:12月30日 著者:中谷彰宏
https://i.bookmeter.com/books/12380671

粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

■粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)
あれ⁉︎ 読んでいたのは血みどろなホラー小説だったのに⁉︎ 頁361から、これまでの伏線を回収しながらの展開に驚かされた。『粘膜人間』の強烈な世界観そのままに、またしても、脳みそをグッチャネされました。第弍章 蜥蜴地獄 ラムールの密林に生息する生物の描写は想像すると鳥肌もの(虫嫌いな方、気をつけて)。爬虫人の執行人による間宮の処刑場面。第参章 童帝戦慄 熊田一等兵と富士丸の決闘などエログロさ満載です。雪麻呂と爬虫人で下男の富蔵のやり取りは小気味良い漫才の様で面白い。読めばあなたも富蔵の虜になるはず!
読了日:12月28日 著者:飴村 行
https://i.bookmeter.com/books/564846

複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

■複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
「問題は、シンプルにしないと解決できない」「問題は、書き出すことで解決が速くなる」。それらを解決する「2軸思考」について紹介されている。タテとヨコの2軸で整理して考えることにより、重要なポイントに集中して考えることができるようになる。その一方で、重要でないことも明確になる。堀江貴文さんが『ゼロ』のなかで「悩む」というのは物事を複雑にしていく行為で、「考える」ということは物事をシンプルにしていく行為であると書かれていた。その物事をシンプルにしていく方法としてわかりやすく使えるフレームワークであると思う。
読了日:12月27日 著者:木部 智之
https://i.bookmeter.com/books/12413351

状況は、自分が思うほど悪くない。

状況は、自分が思うほど悪くない。

■状況は、自分が思うほど悪くない。
55項目にわたる毎日が楽しくなるライフサプリ。それらを毎日、ひとつひとつ意識して生活していきたいと思う。物の捉え方を変えるだけで人生は変えられるのだ。
毎日に「ワクワク」と「おどろき」を見つけよう。
そして、毎日を楽しむには「今」を大切にすること。

印象に残った項目。
06 別の世界の人から教わろう。
10 興味を持って、人の話を聞こう。
12 気づかれない優しさをあげよう。
15 特別なことを、言おうとしない。
32 ちゃんとした人より、ヘンな人を目指そう。
読了日:12月27日 著者:中谷彰宏
https://i.bookmeter.com/books/12380672

遅刻をメールで伝えるバカ (廣済堂新書)

遅刻をメールで伝えるバカ (廣済堂新書)

■遅刻をメールで伝えるバカ (廣済堂新書)
著者のいう「コミュニケーションプア」から抜け出すためには、自分自身が「コミュニケーションプア」であると自覚しないことには解決にならないと感じた。
「第三章 『口癖』を連発するバカ」「第九章 やたらと反論するバカ」では、こんな人たち見かけるなあ、と冷ややかに思う一方で、「第五章 雑談できないバカ」「第八章 自分のことが話せないバカ」は、自分のことを書かれているようで身につまされる。
「何を、誰に伝えるか?」を明確にすること。人の話を「映像化」して聴くことを心がけること。この二点を意識したいと思う。
読了日:12月23日 著者:梶原 しげる
https://i.bookmeter.com/books/4850688

カモメになったペンギン

カモメになったペンギン

■カモメになったペンギン
ペンギンたちがコロニー内で起こった問題(氷山が溶ける危険性がある)に対して、解決をしていくストーリー。組織の中で、問題を共有し解決に向けて行動していくことへの教訓が書かれています。印象的だったのは、ルイスが四羽のペンギンたちに目を閉じて西を指差させたところ。組織でバラバラになっている意識を問題解決に向けて集中させることの大切さを感じた。
読了日:12月22日 著者:ジョン・P・コッター,ホルガー・ラスゲバー
https://i.bookmeter.com/books/15773

霧が晴れた時 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)

霧が晴れた時 自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)

■霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)
ホラー小説のオススメとして紹介されていたので読んでみた。真相がわかるにつれて「ぞくり」と背筋が凍りつくような怖さ。

僕が気に入った話は、

「すぐそこ」
「くだんのはは」
「影が重なる時」
「保護鳥」
「さとるの化け物」

民話や伝承として語りつがれているような、じめじめした恐怖を味わいたい方にオススメのホラー小説です。
読了日:12月20日 著者:小松 左京
https://i.bookmeter.com/books/515939

■ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書)
愛国心」を持つことは恥ずかしいことではない! 他国を見渡せば「愛国心」を持つことと、自国の歴史に関して知っていることが当然なのです。海外の方から日本の歴史や皇室について知らされること、日本が好きと言ってもらえることは嬉しい。その反面、自分たち日本人がしっかりと歴史や皇室について勉強しなければいけないと恥ずかしく思った。間違ったイデオロギーにとらわれず他国の愛国者を尊敬できる愛国者でありたい。自国の歴史について知っていく機会を持ちたい。
読了日:12月18日 著者:ケント・ギルバート
https://i.bookmeter.com/books/12184033

ゾンビ学

ゾンビ学

■ゾンビ学
ゾンビを学問としてまとめた書籍である。
真面目にゾンビについて研究されているところが面白く、「ゾンビ・コンテンツ」を楽しみたい人、感染したい人にオススメ! 思っている以上にゾンビがメディアなどで取り上げられているのだと感じた。
これからもどんどんゾンビ愛好家の感染が拡大することを望みます。
読了日:12月17日 著者:岡本 健
https://i.bookmeter.com/books/11651349

■慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 (文春文庫)
1915年12月に北海道三毛別で起こったヒグマ襲撃事件。第一部では、その事件の克明な記録。第二部では、著者自身のヒグマとの遭遇体験が記されている。
熊が現れる様子は文章ながらに怖いの一言。
熊の習性や熊に対する際の行動など、知っておくべきである。実に怖ろしい動物だ。
人間は文明によって自然や動物を克服してきたが、それらが牙をむいたとき我々は無力なのだと思い知らされる。
読了日:12月17日 著者:木村 盛武
https://i.bookmeter.com/books/9599137

■エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く (角川新書)
貴志先生による小説の書き方講座。『天使の囀り』のプロットを読むことができたのは感無量。
小説家を目指す人だけでなく、情報発信や広報など書くことを仕事にしていこうと考える人たちにも「第一章 アイデア 〜 第三章 キャラクター」といった魅力的なコンテンツに見せる部分や「第四章 文章作法 〜 第六章 技巧」の文章の基本ともいえる部分は参考になると思う。
「第ニ章 プロット」における「冒頭、クライマックス、結末の三点を決める」や、対立構造を考えるといった点は文章を書くうえで注意していきたい。
読了日:12月17日 著者:貴志 祐介
https://i.bookmeter.com/books/12285170

人を振り向かせる“さわぎ

人を振り向かせる“さわぎ"のおこしかた

■人を振り向かせる“さわぎ"のおこしかた
PR会社 サニーサイドアップに関わった山崎祥之さんの著書。特に印象に残ったのは、「CHAPTER5 PR的発想の活かし方」。TwitterSNSなど個人が情報発信できるツールを持つことが当たり前になったことで、企業や団体だけでなく個人としてもPR的発想を持つことが必要になる。PRをしていくうえで必要な要素は「大義」と「共感」。情報の発信の仕方だけでなく、情報に騙されない情報の受け取り方を学ぶことも大切だと感じた。
読了日:12月14日 著者:山崎祥之
https://i.bookmeter.com/books/12518180

鏡の国のアリス (角川文庫)
今度は鏡の国に迷いこんだアリスのお話。前作『不思議の国のアリス』同様、個性あふれる鏡の国の住人が面白い。それと随所に飛び出す言葉遊びとダジャレも物語を楽しませてくれる。
愉快な物語なんだけど、訳者あとがきにあるように、ルイス・キャロルのアリスに対する喪失感をふまえて読むと、物語は別の顔を見せる
読了日:12月13日 著者:ルイス・キャロル
https://i.bookmeter.com/books/543497

田中角栄河井継之助山本五十六
新潟が生んだ偉人。河井継之助山本五十六田中角栄。三人に共通するのは、先見の明に優れた点だ。しかし、時代の流れとは残酷なもので小千谷会談が決裂し、北越戦争の犠牲となった河井。米国との戦力面などの差から戦争回避の道を探るも、戦争に舵を切らねばならなかった山本。日本列島改造論を掲げ、ヒト・モノ・カネの流れを再編成しようとするも、戦後最大級の贈収賄事件ロッキード事件の被告となった田中。無念というしかない。だが、地域に根ざした「志」は時を越えて受け継がれてきたのだと感じた。それに継ぐリーダーを日本は求めている。
読了日:12月12日 著者:早坂 茂三
https://i.bookmeter.com/books/11212254

ぼくは社会不安障害

ぼくは社会不安障害

■ぼくは社会不安障害
僕も、この書籍を読んで社会不安障害という病気を知りました。
社会不安障害と診断されずに過ごしている人はとても多く、自分が病気だとも気づいていないケースもある。
近年、メンタルヘルス問題が報道されるようになってきたが、患者、そこに関わる人との間に病気に対する理解があるかというと、そこは疑問を拭えない。
こころの病気は、外見にあらわれるものではないので当人や周りの人も「性格の問題」「甘え」と捉えてしまうことが多い。
まず知識として多くの人に認識してもらい、「他人事」や「変な病気」と思わずに知ってほしいと思う。
読了日:12月10日 著者:伊藤 やす
https://i.bookmeter.com/books/12200967

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

■黒い家 (角川ホラー文庫)
一番怖いのは人間だ……! 菰田夫妻の異様さが怖さを助長する。特に印象的だったのは、黒い家に乗りこんで恵を救出するところと会社に菰田幸子が侵入してきて若槻を殺そうとするところ。読んでいてハラハラドキドキ。災難は去った。めでたしめでたし。で終わらせると思いきや、最後に後味の悪そうな描写を持ってくるあたりが憎めません。
読了日:12月07日 著者:貴志 祐介
https://i.bookmeter.com/books/574144

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

■僕は君たちに武器を配りたい
社会はどんどん「コモディティ化」していく。人材に関してもその影響を受ける。その社会を生き残るためには自分の労働力を「コモディティ化」させないことが必要になる。これまでの社会構造が変わり、付加価値を生み出すことのできないトレーダーとエキスパートは淘汰されていく。できるのであれば、マーケター、イノベーター、リーダー、インベスターを目指せ。
自分の頭で考えられるようになるための情報を得続けていきたい。勉強とは、自由になるためにあるものだと感じた。あらゆる面で自由になるために、まずは精神的自由を手に入れたい。
読了日:12月07日 著者:瀧本 哲史
https://i.bookmeter.com/books/4032820

不思議の国のアリス (角川文庫)

不思議の国のアリス (角川文庫)

不思議の国のアリス (角川文庫)
児童文学の名著。これまでアニメで途中まで見たことしかなかったのだが、とあるTRPGのシナリオに不思議の国のアリスが出てきたので興味を持ち、読むことに。物語中に出てくる詩の言葉遊びが軽妙。世界観もさることながら、出てくるキャラクターたちがユニークで話にひきこまれる。
読了日:12月06日 著者:ルイス・キャロル
https://i.bookmeter.com/books/545575

新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)

新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)

■新史太閤記 (上巻) (新潮文庫)
貧しい生まれながらも、底抜けに明るく、人身掌握に長ける藤吉郎の姿は印象的。
読了日:12月06日 著者:司馬 遼太郎
https://i.bookmeter.com/books/566911

君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

■君に友だちはいらない
人はひとりでは何もできない。考えを共有できる仲間を集め、秘密結社をつくれ、と筆者は説く。ただの人の集まりでなく、同じ目的をもって、その目的を達成するために集まることが重要。人が集まるところに新たな価値が生まれる。「交差点」の役割を担える人物になることなもちろんとして、チームとしての役割を果たせる能力を身につけたい。
読了日:12月06日 著者:瀧本 哲史
https://i.bookmeter.com/books/7355372


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