のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2018年4月の読書メーターまとめ

こんにちは、大関@nobooknolifeso)です。

ゴールデンウィークですね。
おそらくゴールデンウィークでも読書は欠かさず行います。


あと、趣味として(?)折り紙をはじめようと思い、『あじさい折りおりがみ』という書籍を買いましたが、思いのほか上級で悪戦苦闘。
あじさい折り自体出来ていない(汗)。


なぜ手先が不器用なのに、器用なことをしたがるのか自分のことなのに不思議に思う。


折り紙アーティストを目指して頑張りたいと思います。
半分冗談で、半分本気です。


さて、4月のまとめです。


4月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:7636
ナイス数:241

やってはいけない勉強法やってはいけない勉強法の感想
ビジネスマン向けというより、受験生向けの勉強法なのでタイトルで読もうと思った人は注意。いいとこ取りは邪道だと書いてあるが、サンドイッチ記憶法、ノート術は個別に試しています。
読了日:04月30日 著者:石井 貴士

やってはいけない勉強法

やってはいけない勉強法


異常快楽殺人 (角川ホラー文庫)異常快楽殺人 (角川ホラー文庫)の感想
【劇薬注意】海外のシリアルキラーについて書かれたノンフィクション。昨年、銀座のヴァニラ画廊で開催されていたシリアルキラー展に寄って、興味あったので書籍も読んでみました。シリアルキラー展の会場内の空気感は異質で今振り返ってみても鳥肌立つ……。殺人者であれ、僕らと同じ人間には変わりない。ただ、シリアルキラー達の生い立ち(性的虐待の内容とかげんなりしますよ!)が壮絶すぎて絶句するのと、犯行の様子など想像するとクルものがあります。
読了日:04月30日 著者:平山 夢明

異常快楽殺人 (角川ホラー文庫)

異常快楽殺人 (角川ホラー文庫)


あじさい折りおりがみ: 折りすじ通りにたたむと見えてくる細やかな花のかたちあじさい折りおりがみ: 折りすじ通りにたたむと見えてくる細やかな花のかたちの感想
あじさい折り」という折り方の紹介された書籍。応用編な折り方が登場しています。こんな折り紙もあるのかと奥深さを感じました。基本の折り方で既に難しい(汗)。途中図が全くないのでそのあたりは不親切。
読了日:04月30日 著者:


「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやるの感想
人を動かしたいのであれば、そもそも指示の出し方が適切でなければいけないと感じた。2章でその事について書かれている。人望を得るために絶対必要な5つの条件としてギブアップをしない、悪口を言わない、言わせない、ごまかさない、正論で追い詰めない、休まないということが紹介されていた。決めたことは最後までやり抜く姿勢を貫くことが大事。信頼があるからこそ、人を動かすことができる。そして、指示は具体的に出すこと。目標を与えたり、進捗のチェックやフォローをすることも人任せにしてはいけないリーダーの仕事。
読了日:04月29日 著者:永守 重信

「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる

「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる


「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)の感想
「仕事のやりがい」を求めて職を転々としても、仕事のやりがいは見つからない。なぜならば、やりがいのある仕事というのは、自分自身の手で見つけだすしかないから。仕事にやりがいを見つけなくてもいいのではないかという示唆にハッとさせられた。仕事の種類でその人の価値が決まるわけではないし、人に自慢をする必要もないし、卑屈にならなくてもいいのです。
読了日:04月27日 著者:森博嗣


読書は格闘技読書は格闘技の感想
読書とは、著者の考えを流し込む受動的な行為ではなく、そこから議論を戦わせる行為である。読書によって自分の考え方を進化させるのが読書の目的なのだ。世界という書物に挑むために役立つ書籍、それらから実際に戦いに使用できる武器を手に入れていこう。議論を戦わせられるような読み方をしていかなければいけないと感じた。
読了日:04月25日 著者:瀧本 哲史

読書は格闘技

読書は格闘技


妻ちひろの素顔 (講談社+α文庫)妻ちひろの素顔 (講談社+α文庫)の感想
バースデー文庫で発見。ご夫妻の自然にお互いを思いやる様は読んでいて微笑ましい。いわさきちひろさんの絵は子どもに対する思いやりにあふれていると感じた。ちひろ美術館に寄って直に絵を眺めたい。
読了日:04月22日 著者:松本 善明


児童性愛者―ペドファイル児童性愛者―ペドファイルの感想
【劇薬注意】「デンマークの児童性愛者」という番組制作で、著者がデンマーク児童性愛愛好者協会に潜入取材をしたノンフィクション。子どもへの性的虐待は児童性愛者だけによって引き起こされているのではないということも衝撃的ではあった。特にインド取材の人身売買の状況を伝える様子は読んでいて胸糞悪いものがあった。支配する者、支配される者という関係性において自分の快楽を満たすことは非人間的な行為であるとしか言えない。
読了日:04月19日 著者:ヤコブ ビリング

児童性愛者―ペドファイル

児童性愛者―ペドファイル


からだのニオイは食事で消す ---体臭は内臓からの注意信号からだのニオイは食事で消す ---体臭は内臓からの注意信号の感想
体臭の原因は内臓の不調が顕在化したもの。対症療法として消臭剤などでニオイをごまかすのではなく、根本的に解決しましょうという書籍。現代は、肉食を中心とした食事や加工食品など体臭をキツくする生活環境にさらされているのだなと実感しました。身体のニオイのメカニズムやニオイ対策は目からウロコ。昔からの食材の組み合わせ、付け合わせの根拠や理由が特に勉強になった。肉を食べるときには、単独で食べずに薬味や付け合わせなどと一緒に食べたり、発酵食品をとるように心がけたりと普段の生活でいかしていきたい。
読了日:04月18日 著者:岡部 賢二

からだのニオイは食事で消す ---体臭は内臓からの注意信号

からだのニオイは食事で消す ---体臭は内臓からの注意信号


ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方の感想
キャリア教育のNPO「キーパーソン21」の代表理事をされている著者が組織を作り、どのような活動をしているかという書籍。主婦をされていた方が作られたというのが驚きというか、情熱とは行動を起こし行動し続けることなのだと文章からひしひしと伝わってきました。何事も行動から始まるもの。子どもが犯罪を犯したノンフィクションを何冊か読んだ後に読んだので、子どもたちが自分で将来のことを考えていける機会をつくられていることが素敵。子どもたちが自然と自分の居場所を見つけられることが子どもたちを元気にする。
読了日:04月18日 著者:朝山あつこ

ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方

ふつうの主婦が見つけたやる気のエンジンのかけ方


貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法の感想
貧乏人のサバイバル術について。僕が使うことはおそらくないだろう。
読了日:04月18日 著者:松本 哉

貧乏人の逆襲! (ちくま文庫)

貧乏人の逆襲! (ちくま文庫)


自分を安売りするのは〝いますぐ″やめなさい。自分を安売りするのは〝いますぐ″やめなさい。の感想
自分の価値を高めるために必要なことはマインドセット。たどり着きたいビジョンや目的を明確にして、結果を決めること。その結果に近づくために数字をつける。その数字を達成するためには、やりたい、やりたくないの基準で行動するのではなく、やる価値があるか、ないかという基準で行動することが大切なのだと感じた。
読了日:04月15日 著者:岡崎 かつひろ

自分を安売りするのは?いますぐ″やめなさい。

自分を安売りするのは?いますぐ″やめなさい。


現代に息づく陰陽五行【増補改訂版】現代に息づく陰陽五行【増補改訂版】の感想
何気ない日常生活にも陰陽五行思想が入り込んでいることが知れた。節句や土用の由来などは改めて知りました。「青春」や北原白秋の「白秋」という語源も陰陽五行に関係しているとは驚き。また、桃太郎の解釈も読んでいて面白かった(干支と関係性)。
読了日:04月14日 著者:稲田 義行

現代に息づく陰陽五行【増補改訂版】

現代に息づく陰陽五行【増補改訂版】


ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)の感想
「ぼぎわん」と呼ばれる化け物に狙われる家族を描いたホラー小説。やって来るたびに知恵をつけていく様子が読んでいて恐ろしい。話のなかで「ぼぎわん」に関する情報を知っていくのも、世界観に入り込むことができて面白かった。章ごとに主人公が変わり、視点が変わることによってそれまでに感じていた違和感が恐怖に変わっていく瞬間がまた怖かった。怪異とは、人間の心が生み出すものなのです。人間が一番怖い。映画化されるそうなので、ぼぎわんが迫り来る感じや襲いかかってくるイメージが映像化したときにどうなるか楽しみです。
読了日:04月11日 著者:澤村伊智

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)


43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層の感想
2015年に起こった川崎中1男子生徒殺害事件のルポ。本書を読んでみると事件に対して持っていた印象が様変わりした。上村くんに対する加害者少年の犯行の様子は読んでいて顔をしかめるほど。改めて上村くんが多摩川河川敷の寒空の下で、どれだけ怖く心細い思いをして死んでいったかを考えると加害者少年たちの身勝手さに腹が立つ。だが、上村くんも加害者少年たちも家庭や学校での居場所がなかったのだ。起こるべくして起こってしまった事件にも思うけど、「もし〜だったら事件は起こらなかったのでは?」と想像すると、やるせなさしかなかった。
読了日:04月10日 著者:石井 光太


時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTSの感想
コツコツ努力するのはもう古い! 圧倒的な成功を収めるためには9つの鉄則を実践しようと言うのが本書の主旨です。時間をかけずに成功する人とコツコツやっても伸びない人という対比で語られており、これまで成功するために必要だと思われていた要素が無駄な努力であるというのを検証している。特に印象的だったのは「第7章 成功の連鎖をつくる」。成功者は運を待つのではなく、自分から運を引き寄せている。いつチャンスがやって来ても狼狽えないように常に備えておくことが大事だと感じました。動き続けるための準備を怠らないようにしたい。
読了日:04月09日 著者:シェーン・スノウ

時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS

時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS


乳房の神話学 (角川ソフィア文庫)乳房の神話学 (角川ソフィア文庫)の感想
西洋において、乳房がどのように扱われてきたかという歴史を辿る書籍。多数のポスター、絵画、写真は眼福でございました。中世時代から、ふくよかな乳房がもてはやされていたのが驚きでもあった。デコルテを強調したドレス、コルセットや人工的器具などといった胸とファッションは切っても切り離せない関係にあったというのが面白い。
読了日:04月08日 著者:ロミ

乳房の神話学 (角川ソフィア文庫)

乳房の神話学 (角川ソフィア文庫)


デス・パフォーマンス―倒錯と死のアモク・ジャーナルデス・パフォーマンス―倒錯と死のアモク・ジャーナルの感想
【劇薬注意】自慰死、頭蓋貫通、自己去勢と四肢切断愛好、サイキ・アウトを検証した書籍。いくつか写真が載っているのだが、「いや、頭おかしい」としか思えないものばかり。あなたの知らない世界というより、知らなくてよい世界。全編にわたって常軌を逸している内容であり、読んでいて嫌悪感と痛み(特に自己去勢の記述については、読んでいて謎の痛みらしきものが生じるほど(笑))しか思い浮かばなかった。これがフィクションだったらどんなによかったか……。
読了日:04月08日 著者:

デス・パフォーマンス―倒錯と死のアモク・ジャーナル

デス・パフォーマンス―倒錯と死のアモク・ジャーナル


プロパガンダ[新版]プロパガンダ[新版]の感想
広報・宣伝の技術の本質について書かれた書籍。原書自体は1928年に書かれたものであり、技術の本質は不変なのだと驚かされる。特に「第4章 心理学を応用したプロパガンダ」は、情報を仕掛ける側の人たちだけでなく、情報を受け取る側の人たちにも必見の内容。日常の中で自分の意思だと思って行動していることは、実はマス・メディアによる広報・宣伝によって習慣として刷り込まれていたりもする。無知であることは恐ろしい。様々な自分のメディアを持てる現代だからこそ、是非本書の内容を活用して自分の可能性を広げたいと思う。
読了日:04月07日 著者:エドワード・バーネイズ

プロパガンダ[新版]

プロパガンダ[新版]


余は如何にして服部ヒロシとなりしか (角川ホラー文庫)余は如何にして服部ヒロシとなりしか (角川ホラー文庫)の感想
表題作は不条理ホラー。あまり僕の好みではなかった。収録4作品とも毛色の違うホラーが書かれており、他作品がどうかは気になるところ。文庫内で一番印象に残った話は「克美さんがいる」。世にも奇妙な物語にありそう。ノートのくだりから最後の予想ができたが、どこからそうなってるのか思わず読み返してしまった。
読了日:04月07日 著者:あせごのまん


宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)の感想
エロスあり、グロテスクあり、そして笑いあり。筒井先生のブラックな笑いは読んでいて癖になる(笑)。作品の中でも「関節話法」には何度も笑わされた。関節を鳴らすことでコミュニケーションを取るマザング星の大使に任命される男の話。関節が鳴らなくなっていき、支離滅裂になっていく言葉選びのセンスには脱帽した。無理やり翻訳のようで腹筋が崩壊しかけた。それと、自然にコミュニケーションが取れることの有難さを再確認した(笑)。
読了日:04月06日 著者:筒井 康隆

宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)

宇宙衛生博覧会 (新潮文庫)


あなたが会社をクビにしろ! ―自分の人生を生きるための「一人で稼ぐ」スキルの身に着け方(発行:創幻舎)あなたが会社をクビにしろ! ―自分の人生を生きるための「一人で稼ぐ」スキルの身に着け方(発行:創幻舎)の感想
働き方改革」がニュースで取り上げられてはいるけれど、環境が変わるまで我慢することが大事なのではない。これからは自分から環境を変え、環境に適応していかなければいけないと感じました。とにかく小さくでも行動することが大切。徹底的に無駄を省くという点は実践していきたいと思う。
読了日:04月04日 著者:渡部純一

あなたが会社をクビにしろ! ―自分の人生を生きるための「一人で稼ぐ」スキルの身に着け方(発行:創幻舎)

あなたが会社をクビにしろ! ―自分の人生を生きるための「一人で稼ぐ」スキルの身に着け方(発行:創幻舎)


獣儀式 (幻冬舎アウトロー文庫)獣儀式 (幻冬舎アウトロー文庫)の感想
【劇薬注意】地獄絵図とはまさにこの小説。スプラッタ描写に耐性があるほうだと思っていたけれど、それでも読んでいてキツイ描写ばかり。むしろ突き抜けすぎていて、ギャグと化している(笑)。残虐表現、エログロのオンパレード。天国・地獄・煉獄の区別が曖昧となり、地上界に降りてきた鬼たちに蹂躙される人間たち。特に読んでてげんなりした描写は第一話の人間を杭に串刺しにする様子、第二話の人間の飼育場、第五話の卑弥呼のお仕置き。最終話の人肉球はゲームの「塊魂」を想像した。
読了日:04月04日 著者:友成 純一

獣儀式 狂鬼降臨

獣儀式 狂鬼降臨


サロメ (光文社古典新訳文庫)サロメ (光文社古典新訳文庫)の感想
相手の死をもって得る情欲の恐ろしさ。サロメ自身がヨカナーンの首を斬ったわけではないけれど、生命を回収する女神の像を感じた。機会があれば、舞台として観劇したい。
読了日:04月04日 著者:オスカー ワイルド

サロメ (光文社古典新訳文庫)

サロメ (光文社古典新訳文庫)


蜩ノ記 (祥伝社文庫)蜩ノ記 (祥伝社文庫)の感想
人は命を区切られた時に何を思うのか? それを問うた時代小説。心の目指すところに向かって生きる。志を果たすのであれば、命を絶たれることも恐ろしいことではないのだと思う。人は誰しも死に向かっているが、死を恐れるのではなく、死ぬまでの間に人として恥じない生き方をしていくことが大切だと感じた。それが生きるということなのだ。戸田秋谷のように関わる人たちの生き方を変えていくような触媒になりたい。
読了日:04月04日 著者:葉室 麟

蜩ノ記 (祥伝社文庫)

蜩ノ記 (祥伝社文庫)


男が痴漢になる理由男が痴漢になる理由の感想
痴漢の実態について解説された書籍。本書を読むまで、痴漢は女性に相手にされない男や性欲を抑えられない男が性的欲求を満たす目的で行われていると思っていたが、ストレス解消として痴漢行為を働く者がいることや痴漢の多くは妻子持ちであることが驚きでもあった。また、痴漢には薬物やギャンブルのように依存性があること、認知の歪みによって加害者、被害者にとっても悪循環を招いていることを知った。被害者立場が圧倒的に弱く泣き寝入りという状況は変えていかないといけないし、痴漢撲滅に向けて社会全体で知るべきことが多いと感じた。
読了日:04月01日 著者:斉藤章佳

男が痴漢になる理由

男が痴漢になる理由


キぐるみ―(で、醜さを隠そうとした少年のはなし) (文春文庫)キぐるみ―(で、醜さを隠そうとした少年のはなし) (文春文庫)の感想
【劇薬注意】ブサイクや見苦しい人々は着ぐるみを着なくてはならないという世界。その着ぐるみを着た町から出ることを決意するトシだったが、外の世界でトシが「沈んでいく」様は読んでいて辛く、ただただ苦しい。忌み嫌っていた着ぐるみこそが、自分にとってかけがえのないものであったのかもしれない。モラトリアムという言葉が幾度となく浮かんでは消えた。
読了日:04月01日 著者:D[di:]


カフカはなぜ自殺しなかったのか?: 弱いからこそわかることカフカはなぜ自殺しなかったのか?: 弱いからこそわかることの感想
「本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない。」この考え方には「ハッと」させられた。手紙などでの優柔不断さには、何度となく笑ってしまった。そんなあたりが人間臭くもあった。カフカは弱かったからこそ、弱い立場からの視点で物語を紡いでいったのだと思う。
読了日:04月01日 著者:頭木 弘樹

カフカはなぜ自殺しなかったのか?: 弱いからこそわかること

カフカはなぜ自殺しなかったのか?: 弱いからこそわかること


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