2020年2月の読書メーター
2020年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1176ページ
ナイス数:139ナイス
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■北里柴三郎(上)―雷と呼ばれた男 (中公文庫 や 32-2)
北里柴三郎(上)―雷と呼ばれた男 (中公文庫 や 32-2)
- 作者:山崎 光夫
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: 文庫
新紙幣の顔となる北里柴三郎の生涯を追った小説。特に印象に残ったのは、内務省からドイツ留学して陸軍軍医監の石黒から指導教授の交代を言い渡される場面(173〜)。留学をさせてもらっている立場ではあるが、官命に背いてまでも自らの使命を貫こうとする姿勢が凄まじい。
読了日:02月24日 著者:山崎 光夫
https://bookmeter.com/books/297137
- 作者:沙耶香, 村田
- 発売日: 2018/09/04
- メディア: 文庫
普通って何だ? マニュアル通りに生きられたら普通なのか? 金子みすゞの詩『私と小鳥と鈴と』で「みんなちがってみんないい」と100年近く前から言われてきたが、みんな普通であることを望み、無自覚的に異物を排除しようとする。
僕が小説内で特に気持ち悪いと思ったのは、主人公の古倉恵子よりも白羽。自分が底辺にいるにもかかわらず、普通の人よりも上にいると思っていて、自分を棚に上げて他人を馬鹿にしている。お前がそれ言うなよ……。ということばかりで、読んでいて苦笑い半分、ため息半分。
読了日:02月24日 著者:村田 沙耶香
https://bookmeter.com/books/11104585
■どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた
予防医学研究者石川善樹さんとニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんの対談を書籍にしたものです。思わずクスッと笑えます。全7章になっていますが、気になるところから読んでも大丈夫です。
印象に残ったところ→・習慣化するには、感情が左右されないことが大事。・理性で物事に取り組むのではなく、ゲーム感覚で取り組む。・モチベーションを保ち続けるために必要なのは「常識を外れること」と「好奇心を持ち続けること」。・人間の直感を覆えすための方法が科学。・期待しなければ、怒りの感情は湧かない。・「多様性」と逆の働きが「流行」。
読了日:02月22日 著者:吉田 尚記,石川 善樹
https://bookmeter.com/books/12225050
■四丁目の夕日 (扶桑社文庫)
【劇薬注意】80年代サブカルコミック。人生落ちるところまで落ちるとはこういうことを言うのかもしれない。こんなに悪いこと続く⁉︎ と思うほどの不幸が続き、自分が体験しているのではないにもかかわらず嫌な気分にさせられました。物語の後半、たけしが虚ろな目になって狂っていく様子がとても怖い。
読了日:02月19日 著者:山野 一
https://bookmeter.com/books/511329
■髪がつなぐ物語 (文研じゅべにーる・ノンフィクション)
- 作者:芳子, 別司
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: -
ヘアドネーション活動を行なっているNPO法人JHD&C(ジャーダック)の活動とヘアドネーションに関わった人たちを紹介した書籍。代表の渡辺さんの使命感がひしひしと伝わってきます。この本を読んでヘアドネーションを知りました。ヘアドネーションとは髪の毛を寄付すること。アメリカが発祥と言われており、当たり前に行われている。人毛のウィッグの購入費用が50万円以上かかることや、一つのウィッグを作るのに、20人〜30人分の髪の毛が必要ということを知って驚いた。ボランティア活動が身近に広がっていくことの大切さを感じた。
読了日:02月11日 著者:別司 芳子
https://bookmeter.com/books/12499861
■自分の居場所をつくる働き方 仲間とつながり、自分らしく成果を出すコミュニティ・ワーカー
読了日:02月10日 著者:中里 桃子
https://bookmeter.com/books/15012656