のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

『学問のすすめ』は現代人こそ読むべき本!

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) / 福澤 諭吉』


概要

説明
内容(「BOOK」データベースより)
近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉の大ベストセラー『学問のすすめ』。本書は歯切れのよい原書のリズムをいかしつつ、文語を口語に移した現代語訳である。国家と個人の関係を見つめ、世のために働くことで自分自身も充実する生き方を示した彼の言葉は、全く色あせないばかりか、今の時代にこそ響く。読めば時代情勢を的確に見極め、今すべきことを客観的に判断する力がつく。現代にいかすためのポイントを押さえた解説つき。
商品の説明
裏面にバーコード跡あり。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福澤/諭吉
1835(天保5)~1901(明治34)年。中津藩士、著述家、教育者、啓蒙思想家、「時事新報」の発行人。慶應義塾の創設に力を尽くした

齋藤/孝
1960(昭和35)年生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

[ https://www.amazon.co.jp/学問のすすめ-現代語訳-ちくま新書-福澤-諭吉/dp/4480064702#productDescription_secondary_view_div_1527596272244]

読書後感想とツイート

これまで名前は知っていたけれど読んでこなかった本。明治初期に書かれたものではあるけど、現代に通じる「学問を身につけるべき本質」が書かれており、何度も目から鱗が落ちた。学問はみなが身につけるべきものと福沢は言います。愚かな民の上に厳しい政府があるとするならば、よい民の上にはよい政府がある。国を繁栄させていくには知恵を身につけなければいけない。政治を変えるには、政府と同等の地位にのぼるために自分の才能や人間性を高めよという示唆には納得させられた。

[ https://i.bookmeter.com/reviews/70990528]


「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

こんにちは、大関(@nobooknolifeso)です。
今回、紹介するのは
『学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) / 福澤 諭吉』


名前は知っていたけれど、読んでこなかった書籍です。読んだ印象、これはもっとはやく読んでいればよかったと後悔しました(笑)。
それはさておき、あなたは、
「なぜ勉強しないといけないのだろう?」
と考えたことがあるのではないでしょうか?
その問いに対する答えが具体的になかったと思う。むしろ、深く考えていなかったなあ。
幕末という激動の時代が明けて、明治初期に学問が必要であることを示すことを理由に書かれた書籍。
生活、政治、海外に対する示唆は現代においても変わりがないと思わされました。
福澤は暴力的な政治の原因は、無知が原因だと諭します。政治は、政府だけの責任ではなく、それを選ぶ市民の責任でもあるのだと。
学問の目的とは、学問によって自分の才能や人間性を高めて、政府と同等の地位にのぼることという記述には目から鱗が落ちました。
日本では教育を受けることが当たり前ではあるけれど、海外を見渡すと満足に教育を受けることができない子どもたちもいるわけです。
ドキュメンタリー番組で、そのような子どもたちが命がけで毎日学校に通う様子を放送されているのを何度も見ました。
学問とは、個人、国として自立・自律するためにあるのだと気付かされました。

終わりに

「なぜ、学ぶのか?」
という問いに対する考えの材料を与えてくれる古典。
僕たち現代人こそ読むべき書籍!
読書の世界へ、いってらっしゃい!


ところで、ブログ管理人ってどんな人?

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