のーぶっく、のーらいふ

30代読書好きサラリーマン大関です。僕が読んだ本(ビジネス書、小説、ノンフィクションなど)の紹介をしていきます。

2019年5月の読書メーター

どうも大関です。大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter


2019年5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3495ページ
ナイス数:216ナイス

https://bookmeter.com/users/15501/summary/monthly

ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)

過去に映画化もされました。ブラッドピッドが出演したことで有名作品。物を所有することに固執していた主人公がタイラー・ダーデンと出会い、ファイト・クラブを設立させ、自分の人生を取り戻す話。ただし、そのファイト・クラブもどんどんと怪しげな方向に向かっていく……。
ある意味、主人公が物を買い揃える様子は現代人にとって他人事ではないように感じる。
主人公=タイラー・ダーデンとは気づかないと思う。これはヤラレタ!
読了日:05月31日 著者:チャック・パラニューク
https://bookmeter.com/books/9689452

家畜人ヤプー 第五巻 (幻冬舎アウトロー文庫)

家畜人ヤプー〈第5巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)

家畜人ヤプー〈第5巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)

【劇薬注意】麟一郎に人間として地球に戻ることを提案するクララ。そのクララの提案に対し、麟一郎はヤプーとして生きていくことを告白する。
著者のあとがきが印象的でした。白人女性に辱められることが好きだった。屈辱願望を満たすためにマゾヒスト小説、性科学文献を漁ってみたが、その渇望感が満たされることはなかった。飢渇感を満たすためにイース世界を構想した。それを小説として書き上げたのが『家畜人ヤプー』だ。飢渇感を満たすために一人の人間によって書き上げられた小説ということがすさまじい。
読了日:05月29日 著者:沼正三
https://bookmeter.com/books/10681924

■時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!―――「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる

パラレルキャリアという働き方が気になったので読んでみました。今後、人生100年時代(個人的にはそんなに長生きしなくても良いと思っていたりもするけど)を迎えるにあたって、本業と本業以外の活動を考えていくことが必須になるだろう。30代〜40代にかけて、足がかりとなるように準備していきたい。
読了日:05月23日 著者:石山 恒貴
https://bookmeter.com/books/9776427

■好奇心を“天職"に変える空想教室

好奇心を“天職

好奇心を“天職"に変える空想教室

北海道の小さな町工場ながらも、北海道大学との共同研究でCAMUIロケットを開発するなど『下町ロケット』を地で行くような植松電機の代表取締役である植松努さんの書籍。
夢とは「今できないことを、追いかけること」だと確信したのです。(ページ41)という言葉が印象的でした。他印象に残った点…しあわせは人にしてもらうものではない。できないことをできるようになれば、人にしてあげることができる。失敗しないことが大事なのではなく、失敗したあとにどうやってその失敗を次に生かすかを考えること。
読了日:05月22日 著者:植松 努
https://bookmeter.com/books/9853453

■仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

ドラッカーの主要作品の中から章のテーマに合った文章が紹介された書籍です。仕事に対する原理原則の考え方が学べます。以下は、僕が気になったところからメモしたもの。目標は難しいものにしなければならない。背伸びをさせるものでなければならない。だが、可能でなければならない。 (ページ53)可能な目標とは、持続性、継続性があるもの。レベルアップしていくことができる。不可能な目標は、達成することに無理が生じるもの。持続性がない。目標を達成することも大事だけど、達成したあとでそれが持続できるかを考えてみる。
読了日:05月22日 著者:P・F・ドラッカー
https://bookmeter.com/books/564858

■わたしの人形は良い人形―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

わたしの人形は良い人形 (山岸凉子スペシャルセレクション)

わたしの人形は良い人形 (山岸凉子スペシャルセレクション)

ホラー漫画。千引きの石、汐の声、ネジの叫び、わたしの人形は良い人形の4作品が収録されています。絵柄としては一昔前の少女漫画といった感じ。ホラーですが、血みどろやグロ表現がなく、そういったのが苦手な人でも大丈夫かと。表題作は副葬品となった市松人形を取り上げたホラー。市松人形と言えば人形の髪が伸びたり、勝手に歩き回ったりというような話が多いですね。そういう類の話が好きな人にはオススメです。
読了日:05月19日 著者:山岸 凉子
https://bookmeter.com/books/527071

■現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

渋沢栄一。新紙幣の顔としても選ばれました。言わずと知れた近代日本の設計者の一人です。『論語』と算盤とは相反するように見えるが、経済活動も道徳も根底では繋がっていなければいけない。ただ単に儲ければよいという考えではいけないということを、当時から語っていた人物でもあった。書籍からの気づき→1、知識は実践しなければ役に立たない。実践してはじめて価値のあるものになる。2、お金は集めるだけではいけない。よく使わなければいけない。お金は大切にするべきだし、無駄遣いは戒める必要があるが、ケチとは別の話である。
読了日:05月13日 著者:渋沢 栄一
https://bookmeter.com/books/565499

■幼児狩り/蟹 (新潮文庫 こ 9-1)

幼児狩り/蟹 (新潮文庫 こ 9-1)

幼児狩り/蟹 (新潮文庫 こ 9-1)

幼児狩り、劇場、塀の中、雪、蟹、夜を往くの6作品が収録されています。なかでも表題作「幼児狩り」の鬱屈した女性の描写が怖い。特に男が子供を折檻するという晶子の夢想場面(ページ26〜29)は読んでいて痛みを感じる。
読了日:05月08日 著者:河野 多惠子
https://bookmeter.com/books/426887

■誘蛾灯 二つの連続不審死事件 (講談社+α文庫)

誘蛾灯 鳥取連続不審死事件

誘蛾灯 鳥取連続不審死事件

鳥取連続不審死事件について迫ったルポルタージュ。元スナックホステスであった上田美由紀の周辺で6人の男性が亡くなった。肥満体で美人とは言えず、その上に子どもが5人もいるという上田にどうして男たちは騙されてしまったのか? 家庭の不和を嗅ぎ分け、男たちの前では礼儀正しく、男を立てる。居心地のいい場所を与えるという人柄に惹かれていったということか……。見るからに美女よりも、容姿はそれほどでも人をたらし込むのが上手い女性には注意したほうが良いのかもしれない。
読了日:05月06日 著者:青木 理
https://bookmeter.com/books/10176943

■ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代 (朝日新書)

本書のタイトルである「ゆるいつながり」とは対象的なのが「昭和的強制のつながり」だ。これからは限られたコミュニティーにだけ所属する時代ではなく、ゆるいつながりが大事になってくる。定年して何もすることがないというのを聞いて「ゾッ」とする。その人にとっても不幸だし、まわりの人たちも困惑することだろう。ゆるいつながりを活用することで解決できる社会問題もあるのではないかと考えている。
読了日:05月05日 著者:本田 直之
https://bookmeter.com/books/12719151

■人生計画の立て方 (実業之日本社文庫)

この本も20代のうちに読んでおきたかった! ものづくりをするうえで出来上がりがどうなるかという設計図を書くように、人生も設計図を書く必要があるということですね。『私の財産告白』とセットで読むことをおすすめします。今からでも遅くないと思うので、30代後半〜の人生計画を立て直していきたい。
読了日:05月05日 著者:本多 静六
https://bookmeter.com/books/6678806

■私の財産告白 (実業之日本社文庫)

20代の頃に読みたかった! 本多静六氏(以下のURLは、本多静六氏のWikipediaです。https://tinyurl.com/yyn6fc8g)が財産を築いた方法について書かれた書籍。生まれながらに資産家ではなかった彼が今の価値にして100億円の資産を築いた。現代とは金融状況が違うものの、毎月の収入から4分の一を貯蓄に回す「月給4分の1天引き貯金」や暮らし方の心得などは参考になります。“貯金の問題は、要するに、方法の如何ではなく、実行の如何である”(ページ20)とあるように実行していくことが大事。
読了日:05月01日 著者:本多 静六
https://bookmeter.com/books/6682260


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