『仕事の哲学 (ドラッカー名言集) 』の読書メモをシェアしてみた
どうも、大関です。大関槙一 (@nobooknolifeso) | Twitter
『仕事の哲学 (ドラッカー名言集)』P・F・ドラッカー
を読み終わったので、僕の読書メモをシェアしたいと思います。
説明
内容紹介
成果、貢献、時間管理、目標設定など、個人が仕事をとおして成長するための名言を多数収録。誰でも並みの努力で自己実現できる。
内容(「MARC」データベースより)
仕事の成果が問われるいま、ビジネスマンはいかに能力を高め、自己実現をとげるか。成果能力、果たすべき貢献、優先順位、意思決定、リーダーシップ、コミュニケーション、時間管理など、人並みの能力でプロになる知恵を精選。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドラッカー,ピーター・F.
ビジネス界に最も影響力をもつ思想家として知られる。東西冷戦の終結、転換期の到来、社会の高齢化をいちはやく知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「経営戦略」など、マネジメントの理念と手法の多くを考案し、発展させてきた。93歳の現在も、米国クレアモント大学院大学教授として、社会学と経営学を教えている。1909年、ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒。経済記者、論説委員として働きながら、国際公法の博士号を取得。33年発表の論文がナチス・ドイツの不興を買い、大陸を離れる。ロンドンで保険会社のエコノミスト、投資銀行のパートナー補佐などを経験後、渡米。44年GMより同社のマネジメント研究を依頼され、46年『会社という概念』に結実。50年ニューヨーク大学教授に就任。以降、64年『創造する経営者』、66年『経営者の条件』、2002年『ネクスト・ソサエティ』などを著す。この間71年より現職
上田/惇生
1938年生まれ。サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶応義塾大学経済学部卒業後、経団連事務局入局。同国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事を経て、現在、ものつくり大学教授、学校法人国際技能工芸機構評議員、渋沢栄一賞選考委員。P.F.ドラッカーから最も親しい友人、日本での分身と言われる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
読んで感じたこと、気になったこと、考えたこと
※→以下に書いてあるのが僕の読書メモです。
ページ39〜
仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。技能や知識などインプットからスタートしてはならない。
→結果から考えて逆算していくことが大事。
ページ53〜
目標は難しいものにしなければならない。背伸びをさせるものでなければならない。だが、可能でなければならない。不可能なことを目指したり、不可能なことを前提とすることは、野心的と呼ぶに値しない。たんなる無謀である。
→可能な目標とは、持続性、継続性がある。レベルアップしていくことが可能。
それに対して不可能な目標は、達成することに無理が生じる。持続性がない。
目標を達成することだけならば、多少の無理はいいかもしれない。しかし、達成したあとも続いていくのであれば瞬間的よりも継続性を考えていくことが大切。
例えばダイエットなど。
ページ59〜
不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。
→時間の使い方を見直してみよう。
並みの能力を増やすよりも、一流になること。一芸に秀でることを目指そう。
ページ90〜
専門家のアウトプットは、他の専門家のアウトプットと統合されて成果となる。
→他の専門家と会うきっかけ、場所を設ける。自分自身で他の専門分野を学んでいくことも大切。
参考書籍
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: 単行本
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ページ92〜
知識ある者は、理解されるよう努力する責任がある。
→説明するときは分かりやすさが大切。相手の視点で考える。
ページ97〜
確実性を必要とする人は、起業家に向かない。
意思決定の本質は、不確実性にある。
→不確実な(決まった正解がない)ものを確実にするのは自分の行動しかない。
上の立場になればなるほど、意思決定の頻度は増える。
ページ112〜
自らの仕事や他との関係において、貢献を重視することによって、よい人間関係がもてる。
→人間関係の構築に大事なのは相手に貢献すること。
ページ176〜
難しいのは劣後順位の決定、なすべきでないことの決定である。延期は放棄を意味する。
→やることを決めること以上に、やらないことを決めることが大事。
ページ182〜
一時に一つの仕事をする。その結果、他の人よりも少ない時間しか必要としない。
→無意識なマルチタスクを見直す。
読書の世界へいってらっしゃい!